SUZUKI Ichiro
1943年生まれ会津若松市在住
1996年ごろからリハビリを兼ねて病院で絵を描く。1998年から、現在生活をしているアガッセで過ごしはじめる。当初は写真や雑誌などを見て人物を描くことが多かったが、近年は何も見ずに思い浮かんだ風景などを何日もかけて描く。テレビなどを置いてある共用スペースで午前と午後の1日2回絵を描くことが多い。
・第1回 福島県障がい者芸術作品展「きになる⇆ひょうげん2017」
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パッとひらめいたときに絵を描かれることが多いようです。真っ暗な中でも描かれることもありますが、主にテレビもある共用スペースの机で自分で持っている色鉛筆などを出して絵を描きます。「やろう」とおもったらすぐに取り組んで、何日もかけて描いています。(スタッフ)
風景、森の中。木の実を収穫している様子などもあります。(スタッフ)
右半身の麻痺の影響か、鈴木さんはずっと紙の左半分しか描けなかったのですが、段々と右側も描くようになりました。 色鉛筆の右下がりのタッチが、紙の端から端まで何度も重なります。徐々にもや〜っと景色のようなものが浮かび、出来上がってから何が描かれているかわかります。(スタッフ)