橋本の作品は、ボールペンや鉛筆などによる、線描が特徴的に表れたものが多い。制作は施設の日中活動の中で行われており、モチーフは雑誌や写真などから、人物、建物、静物などが選ばれる。描かれる線は、制作の過程で何重にも重ねられることで、作品に奥行きと多面性、動きを与えている。そのため、作品の主題がひとつの画面の中で時間的に変化してゆくように見えるものや、少し角度をずらして撮った写真を透かして重ねているように見えるのもある。さらにモチーフの中で気になった部分が特に描き重ねられ、誇張されてゆき、作品のハイライトとなっている。
アラワシの詠(2018/11/10-2019/01/20)
日本財団DIVERSITY in the ARTS ~MAZEKOZEプロローグ~(2017/03/03-2017/03/08)
東ちづるの3.11チャリティー絵画展『よりそう – Get in touch!』(2012/04/28-2012/05/05)
感!生!生きることの共振 岩手・福島からのメッセージ(2011/08/27-2011/09/09)
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