fukushima file – はじまりアーカイブス – 福島県内で、なんだかきになる表現をしている障がいのある方や、その方たちがしている表現や作品を記録・保存し、公開しているデジタルアーカイブサイト

蒲生 卓也


GAMO Takuya

1978年生まれいわき市出身・いわき市在住

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17歳頃より絵を描き始める。日々、自分の好きな図鑑や写真集の中から魚、花、鳥、小動物などのモチーフを選び、自宅にある彼専用の机にて制作をしている。主な個展に「蒲生卓也展」(るんびにい美術館/岩手/2016)。主な出展歴に、「アール・ブリュット・ジャポネ展」(アンサンピエール美術館/パリ/2010)、「東ちづるの3.11チャリティー展 『よりそうGet in touch!』」(泉美術館/広島/2014)他。 
 
蒲生は、弟が机に向かい勉強するのを見て、毎日机について描くようになったという。ただただ図鑑や写真集を眺めるだけで終わってしまう日もあるらしい。だが、描き始めると下書き・彩色と一気に仕上げていく。
色鉛筆で描かれた作品は、細やかな線・様々な色で花びらが表現されており、茎や葉も複雑な迷路のようにも見える。アクリル絵の具の作品は、鮮やかな色でダイナミックに描かれている。蒲生が描く花々は、ひとつひとつ表情が大きく異なる。蒲生には、花はどのように見えているのだろうか。

出展歴

・2010年 アール・ブリュット・ジャポネ展
・2012年  Art Brut From Japan ヨーロッパ巡回
・2012年  東ちづるの3.11チャリティー絵画展『よりそう – Get in touch!』
・2012年  アール・ブリュット・ジャポネ展 国内巡回展
・2012年 蒲生卓也・斎藤努展(るんびにい美術館/岩手)
・2013年 絵画展 PEAC ART未来へ (伊藤忠 青山アートスクエア/東京)
・2013年 Art Brut From Japan ヨーロッパ巡回展(イギリス・ロンドン)
・2013年 アール・ブリュットジャポネ展 国内巡回展(熊本現代美術館・福岡市美術館・ 高知県立美術館)
・2013年 東ちづるの3.11チャリティー展 「よりそうGet in touch!」 (泉美術館/広島)
・2017年 プランツ・プラネッツ展(はじまりの美術館/福島)


・2016年 蒲生卓也展(るんびにい美術館/岩手)

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描くモチーフはどのように変わってきましたか?

魚、鳥、猫と変わってきました。2000年頃には、カトレアやプードルを書いていました。(母)

どのくらいのペースで作品を描いていますか?

1年に3-4枚。だいたい1枚あたり2ヶ月かかります。「takuya」って書いて、おわり、という感じです。(母)

画面いっぱいに絵の具や模様が埋まっているのが印象的ですね。

個展をひらいた場所で描いた絵が、周りを全部埋めた絵でした。それから、全部埋めるようになりました。誰が言ったわけでもないのですが。(母)

蒲生さんはたくさんの展覧会に出品されていますが、初めての展覧会はいつですか?

20歳のときですね。恩師の「たかこ先生」と墨絵の展覧会をしました。 たかこ先生はお習字や、絵手紙をする先生でしたが、卓也は瞬きする間に一瞬で描き終わることが多かったです。色鉛筆で何年も描いたものと、瞬間的に描いた墨絵、そしてたかこ先生の作品を一緒に展示しました。(母)

様々な画材で作品を作られていますが、画材のこだわりはありますか?

画材をどれを使うかは、いただいた物で変わります。例えば、2016年はスケッチブックをいただいたので1冊埋めて、アクリル絵の具の作品は描いていません。 また、最近よく使っているアクリル絵の具は、知人が石ころに絵を描いていたのを見て、面白いと思って。「アクリル絵の具いいですよ」ってすすめられて、キャンバスにアクリル絵の具で描くようになりました。昔描いた作品の上から重ねて描くことができるのも、おもしろいみたいです。(母)

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