1972年二本松市生まれ・郡山市在住
郡山市内のグループホームに入居しながら、クレヨンや絵の具を使って創作活動に取り組む。言葉のない安斎だが、雑誌や新聞の折込広告のなかから情報を拾い出し、巧みに意思表示を行う。表情や身振り、言葉にならない声のトーンなどで表出される感情表現も豊かで、絵を描くこともひとつの手段である。楽しみな行事、納得がいかなかったこと。日々の天気や、季節のうつろい。安斎の心の動きが色彩となり、大胆なストロークが繊細に重ねられていく。
HERALBONY ArtHandkerchief AWARD 2021受賞
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